追加兵装について詳しくは別ページにありますので、そちらもご覧ください。
第三世代総評
16番〜19番までの第三世代を一言で言うと大砲です。
広範囲のミサイル攻撃を中心とした遠距離攻撃特化型で、ターミナルに居座りながらひたすら敵の数を減らすのが仕事です。
敵の殲滅力に最も優れており、高威力、広範囲攻撃でダイモスの大群を消しとばすのは爽快です。
前線に出ないので、敵の攻撃にさらされることも少なく生存力も高いです。
とにかく殲滅力が頼りになるので、どのマップでも必ず1機は参加させたい世代です。
弱点はSPDが極めて低いのと、敵に近づかれると何もできなくなる点ですね。(追加兵装で結構改善されました)
SPDが低いせいでWTが長く、手数は少なくなりがちです。なので一回一回の攻撃ターンは貴重です。一回の攻撃でなるべく多くの敵を倒せるようにしましょう。
多くの敵を倒せないとEPを回収できないので、すぐガス欠になります。また、先ほどと同じことを言いますがWTが長いので一度ガス欠になると、戦線に復帰するまでに時間がかかります。
そしてミサイル系の兵装は自身の近くには撃てないので、近づかれると使える兵装が限られてきます。そうなるとあっという間にダイモス達に取り囲まれて袋叩きにされます。移動速度も全世代中最低で、カタツムリにみたいに遅いので逃げることもできません。特にドラムマインにすっ飛んで来られると、座して死を待つ感じになります。近づかれる前に倒しましょう。
(ちなみに、SPDと移動速度は別のステータス。SPDはWTの長さに影響し、移動速度はその名の通りです。まあ基本、SPDが高い機兵は移動速度も速いのであまり気にしなくてもいいですが。第三世代はどちらも最低。)
兵装はどれもこれも強力なものが揃っていて、どれを持っていこうか迷う人も多いのではないでしょうか。
まず気軽に使える長距離ミサイル。EP消費が軽くて範囲も射程も長いので使いやすいです。後半はやや火力が物足りないですが、それでも使える場面は多々あります。
主砲ヘビーレールガンは第三世代の代名詞で、射程の長い貫通ビームを放ちます。列をなしてターミナルに向かってくるダイモスをまとめて倒すことができます。他にもシールド貼ってくる厄介なダイモス、アプソスを出現直後に狙撃できるのは便利です。発射音とエフェクトもかっこいいです。
E.M.P.スタナーは超広範囲の敵をスタンさせることができ、拠点防御の要となります。捌ききれなくなったらこれで仕切り直して、その隙に他の機兵で殲滅すると言うのがシンプルで強力です。ただ攻撃力はほぼないので敵は倒せず、EP消費が結構重たいので、これを連発するような状況になるとジリ貧になります。
スタンナックルは第三世代唯一の格闘攻撃で、当たった敵をノックバックさせてスタンさせます。イメージとは違って範囲攻撃で、複数の敵に囲まれても問題なく使えます。近づかれた時の保険として持って行ってもいいでしょう。ただ流石に360°をカバーするわけではないのでやはり近づかせないのが一番です。
後半になるとミサイルレイン・超大型ミサイルといった強力な兵装が開放できます。
超大型ミサイルは第三世代の必殺技です。射程も範囲も最高クラスで、強化すればアーマー付きの大型機をも一撃で消しとばすほどの威力があります。最大強化した本兵装は正直いってバランスブレイカー気味です。その代わり消費EPもWTも全兵装中最高となっています。前者は脅威の750で後者も脅威の12秒。ちなみにEPはどんなに強化しても最大で1000までです。ただ大型機は倒した時のEP回収量が多いので、大型機を複数巻き込むように撃てば連発するのも可能です。
ミサイルレインは最大強化でなんと174発ものミサイルを発射します。ミサイルの落下地点に出るマークで地面が埋め尽くされるのは圧巻です。文字通りのミサイルの雨ですね。一発一発の威力は低いので、小型怪獣の大群に対して使うのがいいでしょう。
総評としては、最初に述べた通り大砲としてどっしりと構え、敵を殲滅する超攻撃型の機兵となっています。
16番機兵(如月)
16番機兵の特徴。
EPが高くHPが低め。レベルアップによりSPDが大きく成長します。
固有兵装はハイパーコンデンサー。装備するとレールガンが2連発になります。消費EPはやや増えますが、普通に2発撃つよりはお得です。しかもWTは1発分なので、結構強いです。
攻撃面に関しては強化レールガンに加えミサイルレイン、超大型ミサイルも使えるので隙がありません。追加兵装の超長距離ミサイルもとても優秀な攻撃兵装です。
HPは低めですが、前線に出ないので、あまり気になることはないでしょう。
スキルも優秀です。「バズるかな」は冬坂か薬師寺がいるだけで全ステータス上昇します。発動条件が緩い上に強力ですね。
「別にそう言うんじゃないし」は緒方がいるだけでWT回復速度が速くなります。手数が少なくなりがちな第三世代の弱点を補う便利なスキルです。
特に緒方・薬師寺は向こうも如月関連のスキルを持つので、相乗効果が期待できます。
「チアーソング」は防御終了時に味方のEPを回復できます。序盤、中盤は防御でEPを回復することもあるので、ついでに味方のEPを回復できるのは便利だと思います。チアーソングを覚えるのは後半ですがね。
追加兵装の高性能チャージャーは防御の時間を短くするので相性がいいですね。でもいらない。
「こっちくんな!」は遠くの敵に対して攻撃力が上がるという、これまた第三世代との相性が良いスキルです。
総じて隙がなく強かな如月らしい機兵と言えるでしょう。
17番機兵(南)
17番機兵の特徴。
HPが高くEPが低め。ATKも若干高い。レベルアップによりDEFが大きく成長します。
固有兵装は強制冷却装置。装備しているだけで兵装のWTを30%短縮できます。第三世代の弱点である手数の少なさを補えるのでありがたいです。
その代わり、超大型ミサイルやメガレールガン、レールガン2連発とかはできないので後半は火力不足になりがちです。特に超大型ミサイルがないのが非常に痛いです。
冷却装置を生かしてとにかく手数で押していきましょう。
と思ったら高精度マシンキャノンという化け物じみた兵装が追加されたので、もう火力不足に悩まされることはありません。
スキルは結構ユニークで、「スプリンター」により生身の状態だと素早く移動できます。
そして「ウォーミングアップ」は移動した分だけ攻撃力がアップします。機兵自体の移動速度はとんでもなく遅いので普通に使うのは難しいですが、「スプリンター」と合わせることで真価を発揮できます。あえて機兵から降りて走り、うまく位置取りをしたあと機兵を召喚して攻撃することで、かなり高い火力を発揮できます。
「調査記録ノート」もユニークで、Sランクを獲得済みのステージでは全ステータスがアップします。一度クリアしたステージでパワーアップしてなんの意味があるのかと思われるかもしれませんが、このゲームは各ステージごとに特殊なミッションが設けられていて、それをクリアすることでアーカイブを取得できます。アーカイブは、本作の作り込まれた世界観をより深く堪能できるので是非とも集めたいところです。
どんな感じのミッションがあるのか少し紹介すると、攻撃隊4機以下で機兵を大破させずクリアとか、第三、第四世代のみで攻撃隊を編成し街の防衛率が80%以上でクリアなどといった感じです。
どうしてもクリアできないミッションがあるときは普通にクリアしてSランクを取ったあと、奈津乃を出撃させてもいいかもしれません。
総評としては、フットワークが軽く元気いっぱいの奈津乃らしい機兵と言えるでしょう。
19番機兵(三浦)
19番機兵の特徴。
ステータスはバランス型。レベルアップによりACCが大きく育ちます。
固有兵装は主砲メガレールガン。威力はヘビーレールガンを上回りますが攻撃範囲は非常に細長いので、大型怪獣の狙撃に特化した性能です。
如月と同じくミサイルレインと超大型ミサイルを併用出来るので兵装は申し分ないです。あちらよりATKとACCが高いので実質第三世代で一番攻撃性能の高い機兵です。
しかも広範囲爆撃というこれまたヤバい兵装が追加されたので、攻撃力の面ではかなり頼りになります。
ただWTを緩和する手段が(ほぼ)無いので、第三世代の中でも特に手数が少なくなりがちです。
鷹宮の追加兵装アクティブクーラーを使ってやるとその攻撃力を遺憾なく発揮できるでしょう。
スキルは残念ながら使いづらいものが多く、「決死の覚悟」はHPが低下する程、防御が上昇しますが、第三世代はそもそも被弾が少ないです。
「護国の鬼とならん」は三浦の機兵が破壊された時に衝撃波を放ちますが、これも同様です。
「にいちゃん」は千尋が会話に登場すると、WAVE終了まで全ステータスが上昇します。
発動タイミングが限定されすぎだろ。と思われがちですが、郷登の機兵が中破した時の演出でも発動されます。だからなんだという話ですが。
「ナツノさん、今です」は三浦の後に奈津乃が攻撃すると威力が上がりますが、意外にタイミングを合わせにくいです。かといってタイミング合わせるために攻撃の手を止めるのは本末転倒なので難しいところですね。
「同期の桜」も同様に比治山の後に三浦が攻撃すると威力が上がります。こちらの場合、リミッター解除中の比治山は攻撃頻度が半端じゃないので、適当に攻撃していたら発動することもあるかもしれません。いや、ない。
軍人らしいスキル持ち、冷静な判断力で味方とタイミングを合わせて攻撃する三浦らしい機兵と言えるでしょう。