第二世代機兵解説

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十三機兵防衛圏

追加兵装について詳しくは別ページにありますので、そちらもご覧ください。

第二世代総評

13番〜15番までの第二世代型機兵は、万能型の機兵で、攻撃と支援を両方行えます。
ステータス的には攻撃力と耐久力が高く、特に耐久力は4世代中最高です。

近接攻撃、遠距離攻撃が一通り揃っていて、さらに支援兵装を召喚して味方のサポートをすることもできます。

 一言で言うと何でも屋ですね。状況に応じて立ち回りを変えられるのが利点です。
第一世代と一緒に突撃したり、第三世代の撃ち漏らしをロケットで攻撃したり、第四世代の支援を手伝ったりと、とにかくいろんなことができます。

 ただ「攻撃と防御が高くて何でもできる」と、これだけ聞くと最強に見えますが、うまく扱わないと器用貧乏になるので結構テクニカルな運用が求められます。また攻撃力自体は高いんですが、兵装の威力が全体的に控えめなので、思ったより火力は出ません。

 後はSPDが低い上に、兵装のWTが全体的に長めなのが結構致命的です。やることが多いのに、行動の準備時間が長いので、いざというときに棒立ちしていると言うこともままあります。

 また、EPはそこそこありますが、いろんなことをやる分消費も激しいです。そして一撃で大型機を薙ぎ倒せるわけでもなく、大群を蹴散らせるわけでもないのでEPの回復に手間がかかります。ここでもSPDの低さが災いし、一度ガス欠を起こすと何もできない時間がとても長いです。

 序盤はまだ各世代が自分の仕事を完璧にこなせないので、第二世代のフォローが必須となってきますが、機兵が育って各々自分の役割をこなせるようになってくるとやることがなくなってきます。母親のような機兵ですね。ただやることがなくなるとすればストーリークリア後のエンドコンテンツ住礼区に入ってからなので、ストーリー攻略においては万能型として活躍できます。

 代表的な兵装は各種ロケットとガーディアン、セントリーガン、そしてプラズマアークですね。

攻撃兵装で使いやすいのは対地貫通ロケットで、アーマー貫通兵装の中で最も攻撃範囲が広くアーマー付きのダイモスが押し寄せた時は頼りになります。

ガーディアンは強化すると、かなり広範囲の敵を引きつけることができます。ガーディアンにシールドを貼ってやればお手軽に大群を長時間拘束することができるので強力です。ただし、設置した後に出現したダイモスには効果がないので注意です。

 また、強化版のガーディアンアベンジャーと言う兵装もあり、こちらは破壊されたときに爆発し、周りにダメージを与えると言う面白い効果を持っています。爆発の威力もそこそこ強く、小型機を集めた後、まとめて吹き飛ばすことができます。ただ、通常のガーディアンと比べ、EP消費が2.5倍もあります。遠距離攻撃系のダイモスに対してはターゲットは取れますが、爆発は届かないので単純に上位互換というわけではありません。
どちらを使うかはお好みで。

 セントリーガンは第二世代の代名詞で、指定した地点に自動砲台を召喚することができます。元々射程がかなり長く、さらにアップデートで威力が倍になるという超強化を受けました。

 前線で戦う第一世代の少し後ろにこれを置いて援護射撃をさせたり、ターミナル付近に置いて迎撃を手伝わせたりといった使い方ができます。ただ、途中で破壊されたりするとかなりEPを損するので、シールドでのサポートが必要です。
 また、後半になって敵の耐久力と物量がかなり上がってくるとセントリーガンでは捌ききれなくなります。EP消費も軽くないので、そもそも置いてる暇がない時もあります。しかしその頃には他世代の機兵が育っているはずなので、素直にそちらに任せましょう。

 第二世代の必殺技であるプラズマアーク溶断機はデモリッシュブレードを凌ぐ威力を持ち、正面からでもとんでもないダメージを叩き出します。

ただ消費EPは極めて多く、向こうと違って敵単体にしか効果が無いという欠点もありますが、ボスレベルの敵を一撃で瀕死にする火力はロマンがあります。

足が遅いので、基本的には敵陣に突っ込むよりターミナル付近で迎撃をしつつ、押されている場所のフォローをする防御型の機兵と言えるでしょう。

13番機兵(鞍部)

13番機兵の特徴

HPが高くEPが低め。ATKも若干高い。レベルアップによりDEFが大きく成長します。

固有兵装はありませんが、スキルが優遇されていて、全ステータス上昇系が3つもあります。
どれもこれも発動条件が緩く、「蘇った記憶」に至っては無条件で常に発動しています。

WT回復速度が上昇する「ビデオ症候群」はチームの連戦状態が続いていれば発動し、十郎自身が連戦する必要はありません。

「たった一つの冴えたやり方」は最終ステージ咲良区でしかで発動せず、使用場面が限られ過ぎていますが、その効果は凄まじいです。全員が2,3秒に一回攻撃ターンが回ってくるくらいになります。その分敵の方も大群がわんさか押し寄せてくるので、このスキルがあってちょうどいいくらいですがね。

 (話が逸れますが、最終ステージ咲良区は、敵も見方も圧倒的な手数で戦闘が行われるので、両者とも全力を振り絞って戦っているという最終決戦感がうまく演出されていて、最高のBGMも相まって盛り上がりまくります。)

 総評としては全ステータス上昇のおかげで、特に難しいことを考える必要もなく普通に強いです。

さすがは本作の看板主人公である十郎の機兵です。強いていえば第二世代で唯一シールドエミッターが使えず、ATKが高めなのでやや攻撃型の機兵と言えるでしょう。

14番機兵(東雲)

14番機兵の特徴。

ステータスはバランス型。レベルアップによりACCが大きく成長する。

 固有兵装はハイパーコンデンサー。セントリーガンを一度に2機設置可能になります。単純にセントリーガンを2回発動するよりEPがお得なので、セントリーガンを多用する場合は装備してもいいですね。個人的にはこれでセントリーガンをターミナル付近に置きまくると、タワーディフェンスっぽくなるので好きです。いや、これタワーディフェンス…

そして地味に第二世代で唯一、対地貫通ロケットとシールドエミッターが併用できます。
そのため攻撃と支援を満遍なく行えます。

ステータスといい所持兵装といい、とにかく全てがバランス型です。その分、何となく使っていると一番器用貧乏になりやすいので気をつけましょう。

 ただしスキルは尖っていて、HPが低下すると防御が上昇する「まだやれるわ」をはじめ、ダメージが蓄積すると攻撃力やスピードがアップする「許さないわ」、自身が破壊されると味方のHPを回復する「つぐない」など、被弾を前提としたスキルが多いです。

 孤立していると全ステータスが上昇する「私一人で十分よ」は、効果は強力ですが、孤立すれば敵に囲まれやすいです。機動力の低い第二世代にとって敵に囲まれるのはあまり望むところではありません。そもそも迎撃を主とする第二世代はターミナル付近にいることが多いので、側に第三世代がいることが多いです。

 このように普通に使っていると生かしづらいスキルばっかりなので、あえて敵陣に放置する運用もありかもしれません。

一見優等生っぽいステータスなのに、意外と扱いの難しい東雲にふさわしい機兵と言えるでしょう。

15番機兵(冬坂)

15番機兵の特徴。

EPが高くHPが低め。レベルアップによりSPDが大きく成長します。

 五百里は第二世代の中でも支援寄りの性能で、ガーディアン・アベンジャーを除く全ての支援兵装が使用可能です。支援兵装を強化するスキルも持っています。

 固有兵装はリペアエミッター。範囲内の味方のHPを回復し続けます。これとシールドエミッターを使えば傷ついた味方をすぐ戦線に復帰させることができます。

特に複数の味方を一度に回復する手段はターミナルスキルとリペアエミッターのみなので、他にはない強みです。

 攻撃面では対地貫通ロケットを持っていないのがきつく、五百里自身の攻撃力も高いわけではないので、攻撃は素直に他の機兵に任せましょう。

ただジャマーロケット砲で敵の防御力を削ることができるので、間接的に火力に貢献することはできます。十郎もジャマーロケットを使えますが、彼はどちらかというと攻撃に参加させたいので、実質五百里が一番うまく扱えます。

 第二世代にしてはSPDが高めなのも嬉しい点で、他二人のように何でもやるというより、支援に徹した方が強みを活かしやすいです。

スキル「みんなを守らなきゃ」はガーディアンとセントリーガンの防御力が上昇します。

「力を貸して」は支援兵装を召喚したときとWT回復速度が上昇します。まさに支援兵装をメインに使ってくださいと言わんばかりのスキルですね。

あとは「見ていて瑛くん」は瑛が出撃しているだけで全ステータス上昇という優秀なスキルです。なるべく一緒に出撃させましょう。

仲間のサポートが得意なTHE RPGのヒロインといった感じの性能で、実に五百里らしい機兵と言えるでしょう。

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